アフィリエイターのはしくれ

アフィリ歴2年。最高確定額150の兼業アフィリエイター。サイト運営の喜び、苦悩を記したリアルな日記。

ブロガーとアフィリエイター

明けましておめでとうございます。

さて、新年早々、役に立たない話を書こうと思う。

私はアフィリエイターとしてサイトをいくつか運営し、月30万ほどの収入を得ている。ただ、アフィリは副業である。フルタイムの本業をこなしつつ、スキマ時間にサイトを作成しているが、それでも1年でこれくらいの収益はいくものだ。

アフィリエイト。オイシイビジネスだよね。

このオイシいビジネスが認知されてきているのか、最近ではブロガーを目指す人が増えているらしい。「ブログに好き勝手なこと書いて金貰えるんだろ?オイシいじゃん!」というわけですね。

「ブロガー」と「アフィリエイター」この、海の物とも山の物ともつかないものは何なのか。

ブロガーとアフィリエイターの違いを考察する

サイトを運営している人は大きく、「ブロガー」と「アフィリエイター」に分類できるのではないだろうか。

アフィリエイトなど聞いたことがない人でも、「家庭料理の有名ブロガー」とか「カリスマ主婦ブロガー」という言葉なら聞いたことがあるのではないだろうか。

ブロガーは「ブログに自分の特技や考えを書くことでファンを集め、ブログに貼られた広告などから収入を得ている人」とことを言う。

プロブロガーのようにブログで喰うため収益を前提にして運営している人もいれば、とくに稼ぎは考えず楽しむためにブログをやっている人もいる。「自己表現の方法」の一つということですね。

では、対してアフィリエイターとはどうゆう人なのか。

アフィリエイターもまた、ブログやサイトを運営して広告収入から収益を得ている人である。「ブログ」と「サイト」は名前は違えど基本的には同じと考えていい。HTMLとCSSで構成されている点は共通である。「インターネット世界に設置された、文字を基本に作られた作品」という点では何も変わらないのである。

ブロガーもアフィリエイターも「サイト(ブログ)を使って報酬を得る」という目的は似ている。「サイト」も「ブログ」もユーザーからみたら差はない。

では、ブロガーとアフィリエイターの決定的な違いは何なのか。

ブロガーは自己承認欲求が強い

基本的にブロガーは「ブログで自分の思いを表現したい」という欲求が強い。

「成功するための3つの方法」とか「前向きに生きるための7つの習慣」とか、自己啓発的な内容を書く人が多い。

自身のサイトで「30万PV達成!」とか多くのユーザーに支持されていることをアピールしてみたり、「私がブログを書けなくなった時に救われた言葉たち」のように自身のブロガーとしての成長をストーリー仕立てで表現したりしている。

そう、ブロガーは「認められたい願望が人一倍強い」のである。

収益といったビジネスよりも、PV数だったり、「いいね」の数をやたら気にするのは、自己承認欲求の現れである。

他人からの「すごいね!」「尊敬しています」という称賛の言葉。ブロガーにとっては収益よりも欲しいご馳走なのである。

アフィリエイターは開き直っている

対してアフィリエイターと行動原理は何か。

それは「稼ぎたい」ということ。

「金が欲しい」この一点に尽きるのです。

 アフィリエイターはブログやサイト運営をビジネスと割りきっている。「どの案件で月いくら稼ぐのか」「外注ライターとデザイナーにかかる費用とサイトから見込める収益のバランス」などを第一に考えている。

 だから、アフィリエイターは「稼げるジャンル」を熟知していて、ジャンルと自分の能力、興味関心をすりあわせて取り組むサイトを決める。

私もそうだが、「アフィリで認められたい」という願望はないです。

サイトのプロフィールも偽名だし、「文章を褒められたい」とか「感謝メールが欲しい」とかの欲求はない(もらえたら嬉しいけど)。

サイトの評価は「売上げ」この一点で考えている。

 

アフィリエイターは「開き直って稼ぎを求めている人種」である。だから、好き・嫌いに関わらず稼げるジャンルのサイトを作る。

アフィリだけで喰っている専業アフィリエイターともなると、10サイト、20サイト同時に運営していることも普通だ。法人化してライターやデザイナーを雇い、組織ぐるみでサイトを作っている人もいる。

 

「アフィリは稼げる」と言うが、人気ジャンル=稼げるジャンル のシェアはほぼ「プロアフィリエイター」が支配していると言っても過言ではない。

アフィリエイトで稼ぐとは、専業アフィリエイターとか「プロ」との闘いだからね。なかなか稼げないよね。